ストックフォト専業の道(3)~登録数を増やす

ストックフォト専業道

一応、毎日作品をアップロードして登録数は増えているのに、ダウンロード数は増えず、報酬もスズメの涙。

どん底状況ではありますが、ふと冷静に考えるとその理由もなんとなく見えてきました。

登録数が少なすぎ

まず、登録数が1000程度というのがどうなのか。

それについて、以前、ストックフォトを副業として試しに始めようと情報収集していた際に、どなたかがご自身のサイトでこんなことを書いておられたのを、このときふと思い出しました。

「ストックフォトで生活している人は、20000点ぐらい作品出してる」

まあ一概にはそうともいえないのかもしれませんが。でもそっかー、まだ登録1000点の新米の分際で、売れない売れないとほざいている場合じゃないな。

とにかく、もっともっと数を出さないと話にならない。手持ち写真がなくなったら終わりじゃないやん、新しいものをどんどんつくっていかないと。

まずは作品数5000以上を目標に無我夢中で出し続ける。そう気持ちを切り替えて、創作活動のギアを上げました。

家での撮影を中心に

コロナ禍で出かけられない今、さて、どんな作品を作るか。

ここまでの登録作品はほとんど屋外で撮影した風景や生き物、植物などでしたが、このときをもって、私の創作活動の中心は、家の中での撮影となりました。

家の中にそんなに撮れるものがあると思ってませんでしたが、そういう眼で改めて見てみると、意外といろいろなものがあるもんですね。

対象物は、家の中の設備やインテリア、装飾から、小物・静物、食べ物・料理、さらには、自分をモデルとした人物撮影まで、いろいろな作品を作り始めました。

例えば、こんなお店の中のような雰囲気を醸し出す写真も、明るさなど少し工夫すれば、家の中で簡単に撮れます。

外で撮影しようとすると、天候や周囲の環境などの影響で撮れる写真も変わってきますが、屋内であればまったく気にする必要なし。

頭にイメージした通りの作品を創ることも比較的容易です。

効率重視で作品数増やす

また、家での撮影をメインにすることで、お金と時間の節約にもなりました。

当時、事業失敗で結構資金を使ってしまって、今後の創作活動にあまりお金はかけたくない一方で、できるだけ早く作品数を増やしたいという焦りもありました。

その点、在宅での創作活動が中心ならば、交通費などの経費を削減でき、さらに、時間も節約できて他の作業に有効に回せます。

それと、この時期は、効率よく作品を作るため、以下の点を意識しました。

  • いろいろと考えて凝った作品を作るよりも、思いついたときにさっと撮るのを優先。
  • 複雑な構図は避けてシンプルに、被写体の数も少なく。
  • 同じ被写体で、アングル(角度)や画角、光などの撮影条件を変えてバリエーションを増やす。

例えば、ふと思いついて冷蔵庫にあった野菜をかき集め、竹ザルにのせてダイニングテーブルに置いただけで、こんな感じになりました。

このような活動を日々繰り返すことで、短期間で登録数も一気にアップ!

家に籠もりっぱなしになってしまうんですけど、そんなこと言ってられない。いまは数がすべてです。

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